法人概要 > 歴史と理念 |
|
興望館は、1919年(大正8年)に「セツルメント」として東京の下町で事業をはじめました。当時墨田区は、東京の中でもっとも人口の密集した、貧しい地域でした。セツルメントとは、地域の人々と共に、福祉課題をとらえ、その解決のための実践していくことを目的とする組織です。米国シカゴにあるハルハウスという施設にならい、北米・カナダの宣教師たちによってもたらされました。セツルメントの考え方は、現在も興望館の児童養護施設、保育園、児童厚生施設の運営の土台になっています。 21世紀を迎え、社会福祉の制度体系は、地域に根ざした利用者主体のサービスを提供することを求めています。興望館は、多様な福祉の活動や行事を通して、乳幼児から青年、高齢者まで幅広い世代が出会う小さなコミュニティづくりを目指しています。助け、助けられる経験が人々のきずなをつくりだします。設立当初から引き継がれてきた「一人ひとりに着目した実践」を今後も続けていきたいと思います。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||