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興望館 東京本部

興望館は、1919年(大正8年)に「セツルメント」として東京の下町で事業をはじめました。当時墨田区は、東京の中でもっとも人口の密集した、貧しい地域でした。セツルメントとは、地域の人々と共に、福祉課題をとらえ、その解決のための実践していくことを目的とする組織です。米国シカゴにあるハルハウスという施設にならい、北米・カナダの宣教師たちによってもたらされました。セツルメントの考え方は、現在も興望館の児童養護施設、保育園、児童厚生施設の運営の土台になっています。

21世紀を迎え、社会福祉の制度体系は、地域に根ざした利用者主体のサービスを提供することを求めています。興望館は、多様な福祉の活動や行事を通して、乳幼児から青年、高齢者まで幅広い世代が出会う小さなコミュニティづくりを目指しています。助け、助けられる経験が人々のきずなをつくりだします。設立当初から引き継がれてきた「一人ひとりに着目した実践」を今後も続けていきたいと思います。


1919年(大正8年)5月 北米の婦人宣教師達が中心となり、本所松倉町(現、墨田区東駒形4丁目)で事業開始。
1927年現在地(墨田区京島1丁目、旧寺島町)に土地を購入。
1929年本館落成。
1930年父母の会、少年少女部、青少年等の活動を開始。東京府調布市多摩河原でキャンプ活動を開始。
1935年乳児部を新設。
1936年診療所の認可を受け、常設の診療所を開設。
1940年長野県軽井沢に沓掛学荘を開設。
1943年財団法人興望館の設立認可。
1944年沓掛学荘に出征遺母子及び児童を収容。
1945年敗戦後、沓掛学荘は戦災、引き揚げ、その他による要保護児童の収容、育成の家となる。
1946年保育園再開。診療所を拡張して産院開設。
1948年児童福祉法による児童福祉施設として、沓掛学荘(養護施設)、保育園(保育所)が認可。
1952年社会福祉法人として認可。
1956年青少年クラブが児童福祉法による児童厚生施設として認可。
1964年老朽した保育園舎を取り壊し、現在の鉄筋コンクリート3階建を建築。
1969年保育園別館建設。
1970年青少年館(現体育館)竣工。
1990年お食事友の会(年輩者昼食会)発足。
1993年幼児クラブ(準保育園)を閉園。GAP(イギリス青年ボランティア)受入開始。
1996年体育館1階の児童厚生施設と保育園の大規模修繕が行われる。
2000年体育館2、3階改修工事。沓掛学荘児童居室改修工事。
2001年保育園舎1、2 階の大規模改修工事。
2008年学童クラブ分室開設。
2009年沓掛学荘大規模修繕工事および児童棟新築工事完了。
2013年保育園・体育館・別館 耐震改修工事完了。
2019年創立100周年。
2022年保育園をこども園に移行(幼保連携型認定こども園興望館こども園)

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